
モデルや芸能人など健康・美容に意識高い女性は、いつもペットボトルのミネラルウォーターを飲んでいるイメージがあります。
それほどお水は健康・美容効果が高いことで評判高いです。
ただし、お水といっても単純に飲めば良いわけではありません。
実は飲む量や時間を誤るならば、身体に大きな負担をかける場合もあります。
そこで、「間違いだらけのお水の飲み方」を5つ解説します。
■1:毎日2リットル以上の水を飲む
「一日2リットル以上のお水を飲むのが良い」と言われていますが本当でしょうか?
人間が排泄物や汗として排泄する水分量は、一日に2~2.5Lだといわれています。
ところが、人は食べ物からも水分を補給していたり、食べ物の栄養素が燃焼後の水分“燃焼水”が体内で発生します。
つまり約1Lほどで大丈夫なので、一日に飲む水の量は1~1.5Lで適量だと思われます。
ただし、ジョギングなどのスポーツをやる人は別です。
炎天下ならばもっと水分補給が重要です。
喉が渇いた時には脱水している証拠ですから、喉が渇く前にお水を飲んで下さい。
また、排泄時の水分量、食物からの水分摂取量、燃焼水量には個人差があります。
個人の体質に合わせて飲む水の量を調整してほしいです。
■2:寝起き後に冷水を飲む
夜眠っているときは汗を大量にかいているので、朝起きたら水分補給をするのは大切です。
ところが、飲み方を間違えると朝から身体を痛める原因になるのをご存知でしょうか?
起床後に、スグに「冷えたお水を飲む」のはとても危険です。
寝起きに冷たい水をスッと体へ入れてしまうと体温低下と胃腸を冷やして内臓への負担が重いです。
起きてスグに飲むなら白湯が最適です。
白湯は内臓機能を温めて血液循環を良くして体温を上げてくれます。
要するに、白湯は体の冷えを予防と改善しながら、新陳代謝とデトックス効果を高めてくれます。
しかし、お水よりは白湯のほうが水分吸収率が高いので、飲み過ぎると逆効果となってりむくみの原因になります。
一日700~800mlの量に控えておくほうが無難です。
また、白湯がダメならば、常温でお水を飲む生活習慣を心がけるように意識しましょう。
■3:喉が渇いたら大量の水飲む
「喉が渇いたら水を飲むのは当然なのですが、大量の水を一気飲むすると不健康になるリスクが高いです。
常温水であっても短時間で大量の水を体へ流し込むのは危険です。
体が一度に排泄できず、水が体に溜まりやすく“水毒”の症状で苦しむ可能性があります。
水が体内に溜まってしまうと、腫れ、むくみ、胃腸病、めまい、だるさなど様々な美容と健康被害が出てきます。
水をガブガブ飲むのは絶対にNGです。
カップ1杯程のお水をチビチビと小まめに飲むように意識するほうが賢明です。
■4:風呂上がりに水飲まない
しかし人間は入浴中に大量の汗をかいています。
暑くなってくるとお風呂上りのビールは最高ですよね。
入浴後にビールを飲むと、アルコールで体が脱水状態になるので危険です。
さらに、冷たいビールは体を冷やしてしまいます。
冷え症の方は、入浴後や運動後にアルコールを飲むのは止めておくほうが安心です。
入浴後はなるべく早めに常温水で水分補給すると、血液循環がよくなって、代謝促進を期待できます。
■5:コーヒーやお茶の飲み方
コーヒーやお茶と一緒に水を飲んでいない人は気をつけて下さい。
朝や食後に紅茶や緑茶やコーヒーなどのカフェイン飲料を飲む人は多いです。
ただし、コーヒーやお茶を飲むときには注意してください。
これらに含まれるカフェインには利尿作用があります。
お水を飲んでいないと血液が濃くなって汚くなります。
カフェインを飲んだときには、必ずお水を1~2杯飲みながら水分補給を心がけて下さい。
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